走ると痛い。歩いても痛い。触っても痛い――。
アキレス腱炎は、最初は「走るときだけ痛い」から始まり、やがて「走った後も痛い」「朝いちの一歩が特に痛い」へと段階的に進みがちです。
北見市の「かき整骨院」では、足首だけを見ない。体の使い方や連動まで含めて原因を特定し、動ける方向へ導きます。

「最初は走っている時だけ痛い」→「走った後も痛い」→「朝、歩きだしが痛い」――多くの人がこの順で悪化します。
触れても痛い段階はかなり重症。本来はもっと手前で介入したいところです。
「うちは原因が当たれば一度でも大きく変化が出ることが多いです」と柿崎さん。
早めの相談ほど、復帰の最短ルートを作りやすくなります。
「痛い場所だけを追いかけると長引きます。
“なぜそこに負担が出たか”の順番を読み解くのが先です」

アキレス腱に負担をかけているのは、しばしば太もも裏(ハムストリングス)の拘縮や、股関節のねじれ。さらに上流を見ると、肩甲骨の位置・可動が崩れて腕主導の動きになり、全身の連鎖でふくらはぎ~アキレス腱に負荷が集中しているケースも。
「行きつくと肩甲骨に戻ることが多い。
“巻き肩”の人は本当に多いんです」 柿崎さん。
仕事や勉強で脳が休めていない“脳疲労”も回復を鈍らせます。睡眠・光刺激(ブルーライト)の調整など、自律神経の整える事も実は再発予防にオススメと説明していただきました。

方針は一貫して見立て優先。手技を軸に、必要に応じて機器も併用します。
例:脊椎から連鎖を整えるアプローチ(スパインダイナミクス的な考え)+筋膜ラインを意識したワーク(Anatomy Trains的視点)など。
衝撃波(いわゆるショックマスター等)は、痛みの緩和や回復の後押しに使うことも。ただし「原因が別にあるのに局所だけ強刺激」は逆効果。まず原因を外してからが前提です。
「原因が当たれば、その場で動きが変わることが多い。
外したら『ごめん、違った』と伝えて組み直します」

まずは肩甲骨を動かす習慣(例:メジャーリーガーの“マエケン体操”のような肩甲骨モビリティ)。
次に股関節の柔軟性と太もも裏のスローストレッチ(反動を使わず、低負荷でじわっと伸ばす)。これは筋の柔軟性を戻すのに有効です。
「壊して伸ばすやり方より、原因を外して自然に柔らかくなる方が早い。
続けやすいセルフケアを一つだけに絞るのがコツです」
そして脳を休ませる。睡眠・光の管理、画面時間の見直しも、実は回復力アップの土台が回復の第一歩になることが多いそうです。
アキレス腱そのものだけでなく、股関節・ハム・肩甲骨・自律神経までを見立て、動ける方向に組み立て直す。
その場の変化と、続けやすい再発予防――最短で現場復帰を目指すための道筋を、一緒に作ります。

北見市「かき整骨院」院長。痛い所を直接いじらない見立て重視の手技で、その場の変化と現場復帰にこだわる。
肩甲骨・股関節・自律神経まで含めた全身の連鎖を整え、競技者から一般の方まで幅広く対応。
住所: 090-0811 北見市泉町3丁目1-17
電話番号: 0157(61)4566
営業時間: 平日
午前 8:30~11:30(完全予約制)
午後 14:30~18:30(来院順)
土曜日 午前中のみ(予約制)
定休日: 日曜・祝日
公式URL: かき整骨院ブログ
駐車場: 有り