温かなご夫婦が営むアートを愉しめる喫茶店

モダンなところ、昔ながらのところと・・・円山のカフェは様々です。円山駅から徒歩5分の裏通りに佇むCAFE ESQUISSE『カフェエスキス』は、アートギャラリーを取り入れた純喫茶スタイルのお店。店主の好きなブルーを基調にした壁面には、いつも気鋭のアーティストさんの作品が飾られています。作品ジャンルは写真、デジタル作品、アニメーション、油彩・版画・グラフィックデザインなど様々。
（※約3～４週間で出展スケジュールが変わります）口コミで広まった一年先まで埋まった出展スケジュールの中には、海外アーティストさんからのオファーもあります。

スタッフ達の思いがカフェの空気感を作っています。

「自分達は愉しいと思ってやっているんですけど、それに伴ってやっぱりお客さんにも喜んで頂いたり、珈琲飲みに来たお客さんに楽しん頂きたいと思って続けているんですよね。」とお店の取り組みを説明していただいたのは、ご主人の中川洋史 （なかがわ・ひろふみ）さん。確かにお店にいつ伺っても”ご夫婦”が迎えてくれる穏やかな空気感は、初訪問でもすんなりと溶け込めます。「気を使わないで欲しい」「アートギャラリーにもっと気軽に接してもらいたい」ゲストには快適な時間を過ごして頂きたいとお二人は感じています。

　写真のコーヒーを淹れるている方　CAFE ESQUISSEオーナー中川洋史 （なかがわ・ひろふみ）さん　奥さまは写真ＮＧでした☆(C)takatoshi suzuki

夜遅くまで美味しいコーヒーが飲める希少なお店。

この地域では珍しく平日は夜12時まで美味しい珈琲が飲めるのもうれしいポイント。深入り珈琲はオールドビーンズという生豆を数年寝かせて作る熟成されたもの。また、浅煎り珈琲は反対に寝かせずに鮮度の良いのを混ぜて使っているそう。どちらも地元焙煎業者のインフィニ珈琲さんのものでとっても好評です。是非飲み比べしてみて頂きたい。

気取らず幅広い年齢のお客様に来て頂けるお店に。

「円山商店街とか昔は円山市場もあったりしていた」「そういう意味ではなんか本当に幅広い年齢層が来てもらえたらいいなぁって思っている」。 2002年にCAFE ESQUISSEを開店する際には、様々な年代が集まる海外のパブとか参考にしたりとか・・例えば「向こうのパブなんかだとホントに若い人から地元のおじいちゃんとかも気軽に飲みに来てたりする」「あの感覚っていいなぁ」と店主。ギャラリー色を抑え親しみやすさを引き出した喫茶店は、殆どの時間帯で賑わっているが、同店はしっかりと街の風景の一つとして溶け込んでいると感じました。